ジンジニアニッキ!

人事→Opsな人のニッキ。真面目なことも、そうじゃないこともごっちゃで書いてます。

2025年 買って/課金してよかったモノ/こと

気づいたらもう仕事納めだった。1年が早すぎる…。
毎年書いてるやつを今年も書く。


生活系

生ゴミ処理機 パリパリキュー

生ゴミを乾燥させてくれる機械です。
野菜クズ等の生ゴミの嵩が減りますし、何よりも、生臭さがなくなります。
特に夏場、小蝿の発生がかなり抑えられたのが非常に助かりました。

自治体によっては補助金が出るそうなので、気になる方は購入前に要チェックです。
www.parisparis.jp

ゴミ入れポケット付きティッシュケース

花粉の時期に特に重宝したやつ。
鼻かんだティッシュ、行き場がなくて困ったことありませんか。
これがあればもう困りません!

ところで、携帯ゴミ入れやティッシュケースはたくさん商品があるのに、これらがセットになっているのがなぜこんなにも商品が少ないのか。
自分はここのメーカーのものしか探せませんでした。

今は花粉の時期ではない時も、なんだかんだで便利でいつも持ち歩いています。
嵩張らないのも良い。

a.r10.to

STANLEY クエンチャープロツアーフリップストロータンブラー

ストロー付きの保冷タンブラー。
密封形式なので、持ち運びにも使える。

自分は水分を摂取するのが下手くそなので、このボトル満杯にいれて「これを全部飲む」と思って自宅の時は飲んでいる。
夏場は水出しの麦茶パックと水を夜寝る前にいれておけば冷蔵庫にいれておけば朝にはできてるし、冬場はちょっとぬるめ(熱いと飲みにくい)のお茶を淹れている。
年間通じてずっと使えているので、買って良かった。

【Fall Refresh】クエンチャープロツアーフリップストロータンブラー0.88Ljp.stanley1913.com


美容・健康系

MYTREX EMS HEAD SPA PRO

電気針的な感じでヘッドスパしてくれるやつです。
顔にも使えるらしいですが、頭にしか使ってません。

これ、EMSがかなり強め!
私、首〜頭がコリやすく、ひどい時には頭痛になったりしてたんですよね。
これまでマッサージ系はいくつか試してきましたが、強力な凝りに効くほどのものはなかなか出会えず。
そんな中、これは水に濡れた状態で使うからかEMSを感じることができてかなり気持ちが良かったです。
自分としては、定期的にお風呂の中で使用することで、頭痛を感じるほどの凝りは無くなったかなーと思っています。
側頭部〜後頭部にかけてのほぐしてあげるとかなり良きでした。

a.r10.to

ガジェット

Shokz OpenDots ONE

イヤカフ型のイヤホン。この形状はメガネをしていても邪魔しないのでとても良かった。
別にShokzじゃなくても良いと思うのだけど、SNSクラウドファンディングの広告がでてきて「なんかよさそうやな」と思って買ってみた。
家で使っているが、通勤用にもう一個購入するか検討中。


OPENDOTS ONEjp.shokz.com



今年はものすごく体重が増えてしまい、そのおかげで服のサイズが変わりすぎてファッションをあまり楽しめなくなってしまった。
原因は、単に食べ過ぎ。夏が暑かったのでアイスが美味しかったのです…。*1
今年の後半以降から運動量を増やしたことで多少減量できたものの、中年女性はなかなかに体重も落ちないし体型も戻らないことを実感しました。
以前だったら、おやつ抜き生活を2週間くらいすればすぐに戻っていたのにね。

来年も健康に気をつけつつ、太りすぎないように筋肉をつけていきたいと思っている。

*1:一日2個とか食べてた。そりゃ、太るわ。

2024年課金して良かったもの

年末ということで、毎年恒例のやつを書いてみる。 今年は引っ越しをしたり、退職→フリーランス→就職をしたりなど、いろいろあった。

蒸篭

以前から気になっていたものの、前の家は狭くて収納ができなかったので引っ越し後に買いました。 結果、夏も冬もヘビーに使っており、めちゃくちゃ良いです。

献立のレパートリーに「蒸す」が増えたおかげで、食事を考えるのも楽だし、レシピも簡単だしで最高です。 特に夏場、献立考えるのが面倒なときは「野菜と肉or魚を蒸しておけばええやろ」の精神で週3-4日は蒸し料理でした。 おかげで、痩せました。

自分は横浜中華街の照宝で買ったけど、最近はいろんなところで販売されているので、気にいるものが見つかればそれが良いと思う。

shouhou.jp

ハイテクスニーカー

引っ越し後の地域は非常に坂が多い&新居は「一山超えていく」と言っても良いくらいのまあまあの坂の先にあるため、良いスニーカーを買いました。 都内に住んでいたときは基本的に平坦だったのでスタンスミスを長年愛用していたのですが*1、新居では坂があって雨の日は滑るし、鈍臭い自分は晴れの日も滑るし…というので底がしっかりしているタイプの靴を買いました。

最初に買ったのが、サロモンのXA PRO 3D V9 GORE-TEX というトレッキングシューズタイプのやつ。

XA PRO 3D V9 GORE-TEXsalomon.jp

全部黒だしブランドロゴも目立ちにくいデザインになっているので、服に合わせやすいだろうと思って選びました。これが最高で、ゴアテックスなので雨の日も気にせず履けて滑りにくいのでめちゃくちゃ重宝しています。

これを買ったのが夏頃で、ゴアテックスなので夏はちょっと暑いな…晴れの日に履けるやつが欲しいな…と思って、アシックスのGEL-NIMBUS 9を買いました。 www.asics.com

これまた最高で、坂道を歩いてもふかふか! 日本メーカーということもあって、足幅もゆったりしており、マジで最高で、気に入りすぎて履き替え用が欲しくなり、ちょうどセールになっていたGEL-NIMBUS 10.1も買いました。

良い靴って最高なんだなと思ったし、歩きやすいスニーカーを手に入れたおかげでいっぱい歩くようになったので、課金して良かったなと思いました。 これまでハイテクスニーカーを履いたことがなかったのでワードローブに合うのか心配だったのですが、意外と大丈夫でした。 今年は靴にめっちゃ課金したので服はあまり買わなかった。

IPL(ルメッカ)とVビーム(※美容皮膚科)

肌のくすみが気になって、なんとなく「シミ取ればいいのかなー」と思ってとあるクリニックに行ったところ、自分の肌のくすみはシミではなく色ムラ、かつ、肌荒れの原因はニキビではなく酒さであることを教えてもらいました。 そのクリニックではIPLを勧められて何回か受けたところ、長年悩んでいた肌のくすみが解消され、おそらく思春期以来初めて、首と顔の色が一致するようになりました*2

肌の調子が悪い原因が酒さであることが分かったことで、次に試したくなったのがVビーム。 IPLでは顔全体と中心の色味は改善されたものの、顔の輪郭周りにあるニキビ跡の赤いやつが残っていたので、それの解消のために(酒さと診断してもらえたクリニックではメニューがなかったので)別のクリニックで施術を受けました。 これが大当たりで、顔周りの赤みがずいぶんと綺麗になりました。

ほら、お化粧のテクニックで「顔の中心にファンデーションを塗って、顔周りは塗らないor少なくしましょう。その方が厚塗りじゃない自然になるし、立体感が出ますよ。」っていうやつあるじゃないですか。 それだと顔周りのニキビ跡がめちゃくちゃ目立つんですけど、どうしたらいいんですか!?ってずーーーっと思っていたんですが、根本を解消すれば良いんですね。

保険外治療なので*3それなりに金額はしますが、長年のコンプレックスが解消された&メイクの手間とアイテムが減ったので、トータルで考えるととても良かったと思います。 美容界隈では「カウンセリングが大事!」というのをよく聞きますが、原因が特定されたことでめちゃくちゃ良くなったので、やはりカウンセリングは重要だと改めて思いました。

UMATEINのプロテイン

昨年受けた手術その後のあれこれいろいろがあって今年の前半は体調管理が非常に難しい状態が続き、運動があまりできていませんでした。 引っ越し後、心身ともに体調が回復してきたところで運動を再開し、それに伴ってタンパク質補給のためにプロテインを摂取するようにしました。

自分はプロテイン全般の味が苦手で、「美味しいやつを探すぞ!」という気持ちで小分けパックをいろいろ買って試したのですが、圧倒的に味が多かったのがUMATEINさんでした。

umatein.jp

プロテイン感が全くなくて、牛乳を使ったラテみたいな味がします。甘さも控えめ。 自分は抹茶味が気に入って大袋を買いましたが、他の味もおいしかったです。 美味しいプロテインを探している方はぜひに。 Amazonでもお試しセットが売っています。

今年はこんな感じかな。 来年も良いものに出会えますように。

*1:去年の買った良かったものがスタンスミスのゴアテックスタイプ https://mameco0417.hatenablog.com/entry/2023/12/30/142426

*2:長年、首の方が白かったのです。日焼け対策はしていたものの、日焼けによるシミだと思っていた。

*3:Vビームは保険適用もあるのですが、美容目的のものに保険を適用させないというポリシーなので保険外で受けています。

【長文】未破裂脳動脈瘤の手術から約1年が経過した

未破裂脳動脈瘤が見つかり、脳の手術を受けてから約1年が経過した。
同じように検査で脳動脈瘤が見つかった方、これから治療を検討している方などの参考になったらなぁと思い、自分の体験を書きます。


なお、(当たり前のことではありますが)自分は医療の専門家ではなく、また、自分の経験したことしか知りません。
治療方針等に関しては医療機関や主治医に相談をしつつ、これから書くことはあくまで参考として取り扱ってください。

1.改めて、発覚〜手術までの経緯

ここにざっくり書いてありますが、詳細とどんなことがあったのかについて。
近況報告:病気発覚、入院、手術 - ジンジニアニッキ!

1-1.脳ドッグから大学病院にかかるまで

  • 5月中旬〜末ごろ:自覚症状もなく、ノリで脳ドッグをうける
  • 5月中か6月初旬だったと思う:脳ドッグを受けたクリニックから「検査に引っかかったので診察にくるように」という電話がかかってくる
    • 「郵送で検査結果が届きますね〜」という感じで聞いていたので、この時は何が発見されたのかもわからず、なんかヤバそうな感じがあってめっちゃ不安になった
    • 一連の過程のなかで、この電話〜検査結果が届くまでの期間が一番精神的に不安定だったと思う
  • 6月初旬だったと思う:検査結果が郵送で届き、脳動脈瘤があることがわかる
    • 届いて結果を見た時はびっくりしたけど、「ほえ?なるほど?」という感じだった
    • 色々調べてみたところ以下のことが判明し、「自分の年齢等を考えるとサッサと手術を受けるとよいのではなかろうか」という結論に至る
      • 未破裂動脈瘤は意外とすぐには破裂しないものの*1、放置するとくも膜下出血になる可能性があり、そうなると生存率が低く、命が助かったとしても予後が悪い可能性が非常に高い
      • 手術を受けることができるようになるには当然に医師の判断が必要だが、一つの基準としては動脈瘤の大きさが5mm以上*2であることが必要であり、検査の結果をみると自分はその基準に達しているので手術を提案される可能性が高い
      • 手術の手法は大きく開頭してクリップで止めるもの、血管内から措置するものがあり、血管内措置の中にさらにコイルやステントやフローダイバーターなるものがある*3
      • どうやら、昨今は血管内から措置するものが主流のようではある
    • クリニックでの診察では大学病院の紹介状を書いてもらうことになるだろうということで、未破裂動脈瘤の血管内手術の事例が多い病院を検索し、「紹介してもらうならここにしよう」というのを決めておく
    • 確か、↑くらいのことを夫にも伝えたような気がする(うろ覚え)
  • 6月半ばごろ:脳ドッグを受けたクリニックで診察
    • 想定通り、「詳しくは主治医の判断ではあるが、手術を受けることになるだろう(だいぶ要約)」という説明をされたので、事前に調べておいた大学病院へ紹介状をもらうことが可能かを聞く
    • 第一希望の病院に紹介してもらうことができ、その場で初回の予約*4を取って終了

1-2.大学病院にかかる〜手術決定まで

  • 6月中:大学病院で初診を受ける
    • 検査結果を見つつ、病気のことについて説明→破裂の確率、破裂したらどうなるか、取れる措置(つまり、手術)はどういうものか、などなどだったと思う
    • 自分としては、手術する気まんまんだったので、もう手術日程を決めるのかと思っていたので、拍子抜け
    • 実際に手術の判断をするには造影剤を使った精密検査をする必要があり、それには検査入院があるとのことで、検査入院の日程決めと入院に関する諸々の手続きをしてこの日は終了
  • 7月末ごろ:精密検査で1日入院をする
    • 造影剤を使いながら、脳動脈瘤のより精密な大きさや位置を特定する
    • 自分はこれまで経験したことなかったが、どうやら造影剤が合わない体質だったらしく、検査後数時間経過してから二日酔いのような気持ち悪さでぐったりしてしまった
    • 入院慣れしていなくて知らなかったが、こういう時は看護師さんに言えば、造影剤を排出しやすくするために水分点滴などをしてくれたらしい→「うわー、二日酔いと一緒だー。造影剤に酔ったのか〜」と思って、水とお茶をがぶ飲みして寝ていた
    • 次の日にはすっかり元気に
    • 病院食がめちゃくちゃ美味しくて、最高だった
  • たしか、8月頃:治療方針と手術日程を決める→10月頭に手術することに決める
    • 重要な話なので配偶者も同席するようにと言われる
    • 先日の精密検査の結果を踏まえ、手術をするとよさそうなこと、血管内の手術がよさそうという説明を受ける
    • コイル+ステントの組み合わせ or フローダイバーターのどちらかがよさそうで、医者の説明を聞いてもメリデメ・リスクに大差がなさそうに思え、最後は決めの問題だからどうするかなーと思い、コイル+ステントの組み合わせで施術してもらうことに決める
      • 後から聞いたことだが、そもそも手術をするかどうかにしても、手術の手法をどうするかにしても、何回も通って説明を受けてから決めることが多いらしい
  • 8月末〜9月頭:コロナに罹患する
  • 9月のどこか:手術前の最後の診察をうける→11月に手術が延期へ
    • 入院手続きとか、入院前に飲まないといけない薬を処方してもらったりなどのために診察に行く
    • ここで、コロナに罹患してから間もないため、病院の規定のため入院・手術ができないことが発覚
    • 「悲報〜〜〜〜」と笑いながら悲しんでいたら主治医に爆笑されつつ、11月に手術をすることに決める

1-3.手術直前〜退院まで

  • 手術の約2週間前:血液をサラサラにする薬を飲み始める
    • 後述しますが、このお薬は術後もずっと飲み続けることになります
  • 11月頭:前日
    • 前日より入院
    • 前日の入院手続き前に血液検査をして、ちゃんと血液がサラサラになっているかどうかを確認される→ここでOKだったので、最終的に手術がGOされることになる
    • 病院食、相変わらず美味しい
    • 夕食後から絶食、夜は経口補水液をできるだけたくさん飲むようにいわれる→手術当日はめっちゃお腹空いていた
  • 手術当日
    • 朝から色々準備して、午前中には手術完了→気づいたらICUにいた
    • 脳の手術をしていることもあり、手術当日はICUにいて、ベッドの上でもあまり動いてはいけないという感じ→思ったよりも体力が有り余っていたためか、看護師さんが気を利かせてスマホタブレットを病室から持ってきてくれたので、ICU内でも外とコミュニケーションをとったりできたし、タブレットで漫画を読んだりして時間を潰していた
    • ICUは絶えず人がいるし電子音もするから眠れないと思いますが…」と言われていたが、疲れて爆睡
  • 手術翌日
    • 予後大丈夫そうとのことで、翌日にはICUから病棟へ移動
    • とは言え、ベッドから動いてはいけないとのことで、ベッドの上で時間を潰したりなどしていた
  • 手術翌々日
    • 尿管がとれてうれしい
    • 体を拭いてもよいとのことで、蒸しタオルをいただいて体をキレイにする
    • ドライシャンプーを持ち込んでいたので、軽く髪の毛もキレイにして、結構スッキリした
  • それ以降
    • シャワー浴びれるようになった→サイコー
    • 病棟内を動き回っても良くなった→サイコー
    • 相変わらず病院食が美味しいので、毎食楽しみ→サイコー
    • 術後の経過良さそうですね、とのことで退院が決まり、退院→ヨッシャー

カレンダーをみたところ、トータル5泊6日の入院生活でした。

1-4.退院〜術後1年

  • 1ヶ月、3ヶ月、半年、1年…という感じで定期的に通院して検査して、術後に問題がないかを確認(それ以外にも、お薬もらうために診察は受けている)
  • 手術前から飲み始めた血液サラサラの薬はずっと飲み続けている
    • 元々2種類飲んでいたが、1年のタイミングで1種類に減った

2. 術後に困ったことなど(※婦人科的な話も含みます)

2-1.退院後の激しい頭痛

  • 今まで経験したことがない頭痛を感じ、退院時にいただいていた鎮痛剤を飲みつつも、恐怖や不安があったので診察を受ける
  • 結論としては、「退院後の運動が激しかったからでしょう」とのこと
    • 退院後は激しい運動をしないように言われていたものの、入院前にサーキットトレーニング的な有酸素運動にどハマりしていた私は、「軽い運動」がどの程度なのかわからず、自転車で30分程度軽く近所を漕いで外気を堪能するということをやっていた
    • 自転車で30分は、運動の強度としては激しい分類に入るらしい

【学び】軽い運動とは、重い荷物を持たずに近所を10分弱散歩する程度の運動のことである。決して自転車で走り回ったり、スーパーでまとめ買いをしたりしてはいけない。

2-2.激しい生理痛

  • これまでも生理の時に鎮痛剤のお世話になることはたまにあったものの、そこまでの生理痛ではなかった
  • (バイオリズムのタイミング的に)退院後わりとすぐに生理がやってきて、その生理痛がやばすぎた
  • あまりに辛すぎるし、これが続いたら日常生活やっていけないと思い、婦人科に駆け込む
    • 手術によって体の負担があり、それが生理痛に現れた可能性
    • 血液サラサラの薬を飲んでいることから、生理がなかなか終わらなくなった(長期間化した)可能性
    • ただし、ピルは血栓を発生させる可能性があることから処方できない
    • (年齢的なこともあり)子宮内膜が厚くなっていることも生理が重くなる要因の一つということもあり、ジエノゲストというホルモン治療薬を処方されることになった
  • 1日2回も定期的に薬を飲まなければならない、ということで、そういうこまめな管理が苦手な私はそれなりに大変なものの、症状自体は非常に良くなって最高である

【学び】激しい生理痛は婦人科へ。もし、以前より生理痛が重いようであれば、事前に婦人科にかかっておくのも良いと思われる。

2-3.体力が戻らない、疲れると頭痛がする

  • 体力の充電がMAXでも8割くらいまでにしかいかない状況が続く
  • とはいえ、元の体力がまあまあある方なので、それでも日常生活には全く支障なし…と思っていた
  • 退院からあまり時間を空けずして、業務上でまあまあにプレッシャーがあるプロジェクトが開始する
  • これまではそれなりに疲れていても、業務→学校の授業→業務に戻る→学校のレポート書く、みたいな生活で全く平気だったところから、業務が終わると戻ってきたりすることができないくらいになる
  • 疲れとストレスが溜まると頭痛がするようになり*5、プロジェクトの最繁忙期は頭痛薬が手放せない生活となる
  • 結論としては、「働きすぎ」とのこと
    • いくら予後が悪くないとはいえ、全身麻酔で脳の手術を受けている身ではあるので、職場復帰はゆっくりするのが基本とのこと
    • 一般的には、術後の身体でストレスフルな業務を担当すること自体が難しく、普通は頭痛で終わらないレベルで身体を壊してしまうそうなのだが、元来スタミナある方ということもあり、なんとかできちゃったという状況だったようだ
    • 「社会復帰できなくなる可能性もあった」とのことで主治医にめちゃくちゃ怒られた
    • 今はストレスから逃れたので、全然頭痛しなくなりました

【学び】術後の職場復帰は慎重に。周囲の人/人事/上司は大病後の人のことはケアしてあげてね。

2-4. 出血が止まりにくい

  • 血液サラサラの薬をのんでいる影響で、出血が止まりにくい
    • なので、交通事故等の大怪我をすると出血多量となる可能性があることから、服薬カードを持っている
  • おそらく一般的な方はあまりないのではと思うが、いかんせん、そそっかしい&鈍臭いため、ちょっとしたことで困っている
    • 紙で手を切ってしまい、服薬前だったらうっすら血が滲んで終わりなところがポタポタ止まらなくてビビる
    • ムダ毛処理等で剃刀を使う際、いつもならうっすら血が出て終わるやつが風呂上がりでも出血が止まらず、それに気づいていなくて床に血痕を撒き散らしてしまったり
    • 生理が重くなったのは前述の通りだが、ジエノゲストの効果を感じるのも時間がかかった(無限に軽い生理、みたいな時期が一般平均よりも長く続いた)
    • 全然気づいてないところでアザができていて、「あ、これは日常生活でぶつけたんだな」となる

【学び】そそっかしいのはどうしようもないので、大怪我だけはしないように気をつけようね。

3.メンタル面・心持ち・準備

3-1. いくら自覚症状がなかったとしても、気持ちは落ち着かない。

元の性格がだいぶ大雑把、自分でコントロールできないことに時間を割くのが嫌、何も決まってないことの方が嫌なので判断材料が集まればサッサと決めて次に進む、という自分でも、発覚〜退院後まではなんだかソワソワしていました。
気軽に破裂するものではないとはいえ、感染症のリスクをできるだけ回避して人数が集まる場への参加を選択したり*6、何度も情報収集をしたり主治医から情報を得たりしたけど、同じことを調べ直したり。
主治医からも「ここまで意思決定が早く、告知後も落ち着いていられる人はほとんどいない」を言われるくらいには落ち着いて対応していたと思うが、それでも内心はそんなもんです。
なので、そういうものだと思って乗り切るしかないし、周囲の人(特にご家族など)はそういう落ち着かなさを受け入れてあげるしかないのかなと思います。

3-2. できることをやろう。つまり、体力なのでは!?

未破裂動脈瘤の治療は基本的に手術しかなくて、それはつまり、お医者さんの手によって措置されるしかないわけなので、自分で何かできることはありません。*7
とはいえ、3-1の通り落ち着かないし、何かできることはないかなぁと思いついたのが「体力」でした。
体力があれば、手術の身体的な負担も乗り越えやすいし、術後の日常生活復帰にも良いのではなかろうかと思ったのでした。
有酸素運動については、ジムのエクササイズのようなものは特に問題ないとのことだったので、有酸素系のジムに通ってひたすら体力と筋力をつけていました。
結果的に、(性別と年齢に比して)まあまあに体力がある感じに仕上がって手術当日を迎え、各種色々がスムーズに回復できたと思います。

※体力をつけるには別にジムに通う必要はなく、ウォーキングや軽いストレッチを継続的に行うということをお医者さんとしては推奨しているそうです。無理せず、自分に合った方法を見つけてください。




「脳」の病気という大病を経験することは人生でもあまり多い機会ではないと思います。
同じ病気が発覚した人や、周囲やご家族の方で同じ状況の方がいらしたら、何かしら参考になることがありましたら幸いです。

*1:参考:https://sk-kumamoto.jp/theme/miharetsu/faq/

*2:参考:https://www.yokohama-shintoshi.jp/brain/miharetsu.html

*3:さきほどの注2のリンク参考

*4:たまたまだが、その病院は初診については医療機関経由でないと予約が取れないという仕組みだったため

*5:これまで、まあまあの繁忙期でも頭痛することはなく、お腹が空いたり疲れて眠くなったりすることばかりだった。

*6:結局コロナに罹患したけどw

*7:もちろん、破裂しないように日常生活に気を配ることはできますし、そのやり方はお医者さんから教えてもらえます。

脳ドックで人生を変える!今年買ってよかったもの(タイトルはAIが考えてくれました)

今年買って(課金して)よかったもの。
モノだけじゃなくてサービスも含まれています。

脳ドック

今年はこれに尽きる感がある。
ことの顛末は↓↓に記載しているので、興味ある人はご覧ください。
mameco0417.hatenablog.com

数万円の検査で、今後の人生を左右する病気を見つけることができて、めちゃくちゃコスパがよかった。

電動シュレッダー

これまで手動のシュレッダーは持っていたものの、面倒でどんどん書類が貯まっていっておりました。
えいや!と電動シュレッダーを購入したところ、大正解。不要なものはその場でささっと処分ができるので、お部屋もスッキリになってまいりました。

自分が買ったのはアイリスオーヤマの家庭用のやつです。サイズも比較的コンパクトなのもよかった。
www.irisohyama.co.jp

0 stock tokyoの17hours ワイドパンツ

好井さんのYouTubeで紹介されていたのをみて、買って見たやつ。たしか、予約したのは去年だったはずで、届いたのが今年です。
夏場にほぼ毎日着ていましたが、酷暑でもベタつかず、お洗濯も簡単ですぐ乾く、全然型崩れしなくて最高です。
自分が購入した時はMサイズまでしかなかったのですが、今年からはSサイズが発売されることになり、より女性にもフィットするサイズ展開になって嬉しいです。着替え用に追加購入しました。


あまりに気に入ったので、今年は展示会にもお邪魔させてもらいました。他の商品も魅力的なものが多く、毎年ちょこちょこ買い足していこうかなと思っています。

17hours wide pantszerostocktokyo.com

スタンスミス ゴアテックスタイプ

スニーカーはスタンスミスを長年愛用しているのですが、2年ほど前に購入したやつの底に穴が空いたので、買い替えました。
毎日履いているわけでもないのに2年で消耗って早くない?と思ったところ、数年前からスタンスミスの通常盤はサステナブル仕様になり、ソールの仕様が変わったそうなのです。

結局買い換えることになるのだから長く履けるやつがよいので高級ラインのほうに、どうせお金出すんだったら高機能な方が良いと思ってゴアテックス版を購入しました。
結果、雨の日も気にせずガシガシ履けるし、高級ラインのほうがデザインも良いし、めちゃくちゃ履いてます。

サステナブルなのに消耗早いってどういうことや?と思いつつ、安物買いの銭失いってあるんやなという学びにもなった出来事でした。
しかし、スニーカーも値段上がったな…。

shop.adidas.jp

ALLIE(アリィー)クロノビューティ カラーチューニングUV ベージュのやつ

最近は高機能な日焼け止めも増えてきているのですが、なんだかんだで一番使ったのがこれでした。
基本的に家にいる時(リモートワークも含む)はほぼお化粧をしないのですが、日焼け止めをしつつ、なんとなくお肌の補正もできるのが楽ちん。
他にも安い日焼け止めはあるけど、そこそこ手軽な値段でドラッグストアで買えて、気にせずガシガシ使えるのも良かったです。

冬場はアンブリオリスのモイスチャークリームと混ぜて、保湿効果を加えながら使っています。
アンブリオリスのクリームも結構良かった。



ざっとこんな感じかなぁ。
今年は脳動脈瘤の発見から入院・手術に至るまでのところで振り回されていた感がある。
来年も健康に気を遣いつつ、良いものをちょっとずつ買っていきたい。



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買ってよかった2023

近況報告:病気発覚、入院、手術

タイトルの通りです。

要約

  • 未破裂脳動脈瘤が見つかったので、本日から入院しています。
  • 見つかったきっかけは脳ドッグ。マジで予防医療大事!!
  • 手術を明日に控えていますが、私は元気です。病室に大量の食糧を持ち込んでいます。
  • 退院したら飲みに行こうな!!(to 関係者)

発覚に至るまでの経緯

全く自覚症状はなく、ただの興味で脳ドッグを受けたら発見したという感じです。
5月ごろ、会社の衛生委員会のトピックスが「頭痛」で、その際に「一次性頭痛(片頭痛・緊張型/群発型等の頭痛)と二次性頭痛(くも膜下出血等、原因のある頭痛)の区別をすることが大事だよ」という話がありました。
自分は疲れている時・肩こり・生理痛でたまに頭痛になるくらいで特に頭痛持ちではなかったのですが、前々から気になってたしな〜〜くらいで脳ドッグを受けに行ったのでした。それが5月末ごろ。
6月初旬には検査結果が返ってきて動脈瘤が見つかり、大病院の紹介状を書いてもらって6月中に受診。7月末には入院して精密検査を受け、今回11月に手術。
100%興味で脳ドッグを受けてから手術まで、約半年というスピード感でした。*1


自分が受けた脳ドッグは2万円ほど。
未破裂動脈瘤は破裂するとくも膜下出血となり、ざっくり1/3の確率で亡くなり、1/3が何かしらの障害を抱えることになり、残りの1/3が無事に何事もなく社会復帰するという病気です。
そう考えると、2万円で予防できたということは個人としても非常にコスパが良い。また、社会としても、働き盛りの私みたいな人を失わずにいることで税収入を維持することができ、非常にメリットがあることだなと思います。(←めっちゃ自己肯定感w)
これだけ安価で良質な医療にアクセスすることのできる日本の環境にめちゃくちゃ感謝しています。なんせ、アメリカで死にかけたことがあるので…。*2
色々問題はあって改善してほしいことはたくさんあるけど、頑張って社会保険料を納めていこうと思います。

身体はともかく、メンタルは元気ですか

はい、至って通常通りです。
元々が割と適当&楽観的ということもあり、発覚時はちょっとびっくりしたけど「えええーまじか!」くらいの感じでした。
早い段階で見つかったこと、見つかった場所としても血管内での手術が可能で身体への負担が比較的軽いこと、年齢的にも体力がまだまだあることから、さっさと見つかって良かったなと思います。だって、見つからなかったらくも膜下出血を発症していた可能性があるわけですから。
そんな感じで、深刻な感じで手術の実施をどうするのか判断を求める診察の場面で「あ、もう、さっさと手術するつもりで来ました!」と述べ、メンタル面で落ち込まないようにと気遣う言葉にも「いやー、破裂前に見つかって良かったですよねー。やっぱり、日頃の行いが良かったんですかねぇ。」なんて能天気なことを発言し、主治医を爆笑させるくらいには元気です。

手術には体力が必要やな!ということで、筋トレと有酸素運動にも励んできました。

飼い犬にしばらく会えないことが寂しいですが、奴はきっと元気にしているだろう。

さっさとリスクを低減して、安心して人生を過ごしていきたいですね。


ということで、しばらく音信不通になります。
明日の手術、頑張ってきます〜〜(って、私は何もやることないけど)

*1:コロナ罹患の影響で手術が1ヶ月伸びたので、それがなければ半年未満だった。

*2:<番外編>海外留学に行ったら交通事故で死にかけた話 - ジンジニアニッキ!

2022年 課金してよかったもの

年末なので今年の課金を振り返る。

学習関係

大学院

今年一番の変化がこれ。そして、一番の課金でもある。
自分は国立大学の大学院に入学したので、入学料と授業料を合わせて2年間で軽自動車くらいの費用になる。
これを高額と捉えるかお得と捉えるかはその人の価値観や環境によると思うが、自分としては非常に良いお金の使い方だと思っている。

まず、アカデミックに実績があってその分野の本物のプロである教授陣から個別指導を受けることができる。
それ以外にも、民間分野等で経験や実績がある人たちの授業を受けることができる。
平均すると週に4-5個くらいの授業を受講していたので、月40-60時間くらい本格的な講義を受けることができて、月額5万円弱*1である。
学び直しをしたいと考えている人がいれば、ぜひ、社会人大学院をお勧めします。(ただし、生活は忙しくなります)

iPad

大学院入学をきっかけにiPad Airを購入した。
授業はリモートがメインということもあり、毎回の授業でレジュメが配布される。
授業中のメモをどこに取るのか迷った結果、「PDFに直接書き込む」というアナログに近い方式で活用している。

業務ではサイドカーとしてslackの画面を表示するのに使ったり、システムのER図をしゃしゃっと描くのに使ったり、botのアイコンをお絵描きするのに使っている。
値上げ前&学割で手に入れることができたのもよかった。

ファッション関係

今年は業務もプライベート(大学院)も忙しかったこともあり、合間の落ち着いたタイミングで「ご褒美!!」をいう名目で単価の高い商品を購入してしまった。
一方で、普段時間がないからこそ「ちょっとしたもの」を買う機会が格段に減り、被服費の総額としては結構抑えられている。
年齢を重ねてきたこともあって、安いものをちょこちょこ買うよりは、本当に気に入った上質なものを長く使うほうがマッチしてきているように思う。

一粒パールのピアス

いきなり高額なのだが、これは業務上のプロジェクトが一区切りしたときに「何か買おうかな〜」とポヤポヤと考えてサーチしていたところ「明日から値上げ」という文字を見てその日のうちに買いに行ったものである。
はい、いきなりですが、まあまあの衝動買いである。そしてこれが、自分にとって初めてのジュエラー購入品となりました。(※親から受け継いだものとかは持ってたけど、自分でジュエラーに行って買ったのは初めて)
銀座のミキモトで購入したのですが、店員さんも非常に親切丁寧で、本当に大満足してルンルンで帰ったのをまだ覚えております。



感覚は理性を凌駕するというかなんというか、「あ、これだ」と思ったものはめっちゃ使うものでして(言い訳w)、購入以降、おでかけ時にはほぼ100%で身につけている。
ファッション誌にも「年齢を重ねるとジュエリーを」「パールはおすすめ」みたいなことがよく書かれていたりするんですが、本当にそうだなと思います。
どんな服にもテイストにもマッチするので、とりあえずこれつけておけばOK感があります。


30代中盤〜アラフォーの皆さま、パールは持っておくと使えますよ。


THE NORTH FACE バルトロジャケット

この冬、あまりに寒くて購入したものです。
自分の服の好みとしてスポーティなものが苦手でして、ダウンジャケットやTHE NORTH FACEに代表されるようなスポーツ・アウトドア系ブランドは手に取ることがなかったのでした。
これは、人のお買い物に付き添ってバーニーズに行ったところ、たまたま入荷があったので手に取って「え、軽い!あったかい!意外とモコモコしない!」となり、その時は自分用には購入しなかったものの、後日インターネットで在庫見つけて購入したのでした。

いやぁ、ダウンジャケットってまじ暖かいですね。街中でみんなが着用しているの、何故なのかようやくわかりました…。
2022年末、本当に寒い日が続いているのですが、これ着ているだけでだいぶ暖かいです。
本当に、買ってよかった…。

美容関係

AGILE COSMETICS PROJECTの時計遺伝美容液

変な名前だなと思うんですよ。時間遺伝とか、「なんやねんそれ。似非科学か。」と。
性能とか諸々は専門家にお任せするとして、サブスク購入に切り替えたくらいには気に入ってます。
a-c-p.tokyo


元々、知り合いのアラフォー男子のお肌がめーーーーーーーーーーーーっちゃ綺麗だったので、使っている製品を教えてもらったのがきっかけです。
今年の美容業界ではコスメデコルテのリポソーム アドバンスト リペアクリームがベスコスをめっちゃ取ってたと思います。これの売り文句が「3時間多く眠ったような肌」ですが、この時計遺伝美容液でもそんな感じになります。(※個人的な実感です)

おそらく自分の肌質に合うというのがありますが、水分量が多くなったようなしっとり質感になります。
気になる方はお試しください。Amazonからも購入できます。

Kanebo ヴェイル オブ デイ

これもいろんなところでベスコス取っているので、ご存じかとは思いつつ…。
onlineshop.kanebo.com


流行っていた時にAmazonでポイントアップセールをやっていたので、買ってみたのでした。
これは、つけ心地が本当に良い。高いんだけど、他にこんなものがないのでリピしています。

日焼け止めは年中、お化粧しない時もつけるようにしているのだけど、日焼け止め独特のペタペタ感や乾燥が苦手でした。
これは、SPF50入っているのにさっぱり軽やかだし、何もつけていない感覚でスッと馴染みます。

たぶん、来年もリピすると思う。




今年も良いものいっぱい買ったな。
来年も良いものに出会えますように。

*1:年間授業料を月次で雑に割り戻している

Corporate Operationsという役割、あるいはCorporate Operations Managerという職種について

現職に入社してから「Corporate Operations」という役割、あるいは「Corporate Operations Manager*1」という職種を担当している。
ものすごく雑にいうと「なんでもやりますよ」ということではあるのだけど、単に便利になんでもやるというよりは、会社をあるいは管理部門(=コーポレート)をいい感じにするぞ!そのための役割だぞ!という気持ちで仕事をしている。
この役割に関しては、自分の過去の経験や考えの蓄積が集積されたものだと思っているのだけど、うまいこと言語化できてこなかった。

一つ前の記事にも書いたのだけど、今年に入ってから急激に人が増えてきていて、これまで自分の脳内で「こういうものだ」と思ってきたことを、他の人から見てもわかるように言語化する必要性が高まってきている。

ということで、自分が担当している領域がどういうもので、どういう新規性があり、会社にとってどういう貢献をしていくことを求められており、そしてキャリアの可能性がどう広がるのか、ということを頑張って社内向けに書いてみた。
それを外向けにも書いてみようというのがこの記事の趣旨であります。

1. 会社における管理部門の役割

管理部門とは、会社における経営管理・運用組織であり、経営の意思決定をいかに安全・迅速・安定的に実現・実行するかに責任を持っています。
これまで伝統的なコーポレート組織は、経理部、人事部、法務部…といった、それぞれの専門性を持つ組織として組成されてきました。

これらの伝統的な組織分担はSaaS型業務システムの登場&中小規模の企業での利用浸透&活用によって状況が変わったというのが自分の理解です。
SaaSの活用においては、システムを業務に合わせるのではなく、業務をシステムに合わせてフローを組み直す必要が出てきます。また、APIを利用して各システムを接続する必要も発生します。これによって、各専門性の中で業務最適化を行うのではなく、管理部門全体の業務最適化・効率化を行う必要が出てきました。

また、テクノロジー業界を筆頭とする成長産業・成長企業では組織や事業スケールの急速な変化、それに伴う(良い意味での)朝令暮改経営判断がなされ、その変化への対応を早期に実現すること求められます。
これまでの会社では管理部門業務のグランドデザインはいわゆる管理部長、あるいはCOO(Chief Operating Officer)が担っていました。しかし、管理業務を取り巻く環境の変化に対応し、デザインの精度・改善速度を上げるため、そのグランドデザインの役割を強化する必要があります。

そのニーズによって生まれた職種・役割が「Corporate Operations Manager」だという理解です。
この職種は外資系企業で求人募集されているのを見かけますが、求人の内容を見てみると「COOの意思決定を補助する/COOの意思決定を実現する」という内容の記述がしばしばなされています。

2. CorporateOperations/Corporate Operations Managerが果たす役割

※以下、Corporate Operationsという役割、Corporate Operations Managerという職種をまとめて「CorpOps」と記載します。
管理部門における各専門性(例:経理、人事、法務…など)に共通する体験を最大化する役割を果たします。

共通する体験とは大きく以下の3点があります。

これらの3つの体験の中には、単に「心地よい」という意味合いの体験だけではなく、メッセージの一貫性担保や説明責任、リスクの認識とコントロールも含まれます。
組織の状況やプロジェクトによっては、専門性領域を担う役割が不足しているケースもあります。その場合は、共通する体験から染み出して、専門領域も担当します。

図にするとこんな感じ。(めっちゃ雑いw

チームトポロジーで言うと、横に伸びる専門性の役割(経理、人事などなど)は「Stream-aligned team」のイメージです。
縦のCorpOpsはUnfix社のチームトポロジー記事における「Experience Crew」のイメージです。
unfix.work


ここでのポイントは、「CorpOpsは専門性を直接的に発揮するのではなく、間接的に発揮する役割であり、専門性を直接発揮するケースは組織の状況等による副次的なものであること」「幅広い専門性の全体最適を推進する役割を果たすこと」の2点です。

この考えに至るまでの自分のキャリアを振り返ってみると、管理部門職(当時は採用人事)に最初に職種チェンジ*2をしたときの理由は、「自分はものづくりをすることはできないけれど、ものづくりをしている人*3がいい感じで働けるような環境を作りたい、そうあるべきだ」という考えが元にありました。
今振り返ってみると、当時自分が考えていたことの延長線上にCorpOpsの整理があるということは我ながら興味深いです。

3. CorpOpsの登場によって専門職種(経理、人事等)はどう変わるのか

2の整理の通り、専門職種とCorpOpsは求められる役割が異なります。
専門職種はよりその専門性に根ざして顧客(=経営者/社員/社外のステークホルダー)への価値提供を行います。

これまでは専門職種の組織内で担当していた「体験」領域の一部をCorpOpsと協業して業務を行うことになります。

そのため、単に専門領域の知識があって業務を構築することができるというだけではなく、ある程度専門知識を持ったCorpOps以上に専門的な知識・思考を持ち、業務を遂行することが求められます。
※あくまで役割分担レベルの話であり、担当する人が必ずスーパーでないといけないという意味ではありません


管理部門組織における役割分担では、専門職種とCorpOpsが「専門性」「体験」の両方でフィードバックをかけながら、相互に牽制することで共に成長していきます。


…というのが理想論でして、現状の弊社内での役割分担においては比較的理想に近い形でうまく相互牽制が働いているのではないかと思います。
この役割分担の構造は、下手をすると対立構造を生みやすいです。一般論として「ある程度専門性のことや横の業務との関連性が分かっているからこそ一歩踏み込むCorpOps vs 自分の専門領域を侵食されたくない専門職種」といった構造になることは容易に想像できます。
相手の専門性や担当領域に敬意を持って接すること、専門的な知識・経験・研鑽を怠らないこと、相手の指摘に対して素直に受け取ることができるための心理的安全性の構築の3点におけるどれひとつが欠けていてもバランスが崩れるだろうなと、今でも思います。
チームマネジメント、頑張っていこう…!

4. CorpOpsのキャリア方向性

このように、専門性を保ちながら体験の最大化を行うことができるCorpOpsは市場価値の高いキャリアを形成することができます。

例えば

  • スタートアップの管理部門立ち上げ初期メンバー
  • 管理部門全体を統括する責任者
  • 会社によってはCOO
    • Chief Operating Officer/会社によっては経営全体のOperationを指すことがあるので
  • 幅広い視野を持った専門職種
    • CorpOpsから専門職種へコンバートするケース

複数の専門性を持つ人材のことを「H型人材」と一般的に呼びますが、これまでこのような人材は「ゼネラリスト」「幅広く活躍できる便利人材」として社内で活用されることが多かったように思います。
自分自身もまさにそうで、専門性の弱さ、「やることはなんでも良い」という考えや表現が受け入れられないこと、器用貧乏で大体なんでもできることで良くも悪くも会社に良いように使われてしまう、といったことに悩んだりしてきました。

そんな悩みがまだ解決していなかった5年前のブログ記事を見ると、モヤモヤしつつも「この方向でやっていくぞ」というのがちょっと垣間見えて、当時の自分は頑張っておったな、という気もします。
mameco0417.hatenablog.com


今回、こうやってCorpOpsについて言語化できたことによって、自分のこれまでのモヤモヤも割とスッキリしました。
ゼネラリストとしてこれまで取り扱われてきたり、良くも悪くも幅広い領域を担当してきた人材にスペシャリストとしての道を自信を持って示すことができる点も、自分としては非常に良かったなと思います。
自分のキャリアを振り返ってみると、かなり幅広い職域*4を担当してきていますが、じゃあそれを深掘りしていきたいのかと言われるとしっくりこなかったし、しっくりこないからといってそれが嫌なのかと言われると別に嫌でもないと思ってきました。
「必要だったらやるし、それが会社にとって重要なことなのであればやるのが仕事でしょう。苦手な領域はあるしやりたくないことはあるけど、管理部門の領域であれば、未経験でもキャッチアップしますよ、それが仕事だから。自分は『この領域がやりたい』という希望は特にないけど、みんなが楽しくて会社がいい感じだったら、それが一番良いよ。」というのがこれまで長らく思ってきたことでした。
この表現や表現は、人によっては受動的でやる気や自発性に欠けると言われることもあり、「いや、そういうことじゃないんだよな」ということをようやく説明できるようになったなと思っています。



5. 【最重要なお知らせ】そんな感じで、ポジション募集してるよ!!

そんな感じで、CorpOpsポジションを募集しています。
open.talentio.com

法務という専門性を持ちながら、共通する体験を最大化するのがミッションです。
先ほども記述しましたが、専門領域×幅広い領域の担当の掛け合わせによって、少なくとも現時点においてはかなり強い管理部門組織が構築できていると思いますし、同種の組織構成は同じ規模感・フェーズの他社における事例もあまりない、ユニークな構成なのかなと思っています。

チョイっとでも気になる方、twitterのDMでもメールでも正面突破で応募でもなんでも良いので、ぜひご連絡とご応募お待ちしております〜〜。


※追記:スペル間違えてたのでしれっと修正しました。めっちゃ恥ずかし〜〜>< ブコメでご指摘いただいた方、ありがとうございました!

*1:ここでいう「Manager」は「何とかする/マネージする人」という意味合いで、CSM(Customer Success Manager)、PdM(Product Manager)、PjM(Project Manager)における「Manager」と同義。組織内における役割・役職のマネージャーとは異なる。

*2:人材の営業職→採用人事へのキャリアチェンジが最初の転職でした。

*3:ここではソフトウェアエンジニア、デザイナー、クリエイターのことを指している

*4:管理部門においては、経理・会計分野以外は大体全部やったことがある