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ジンジニアニッキ!

とあるITベンチャーで、人事だけど開発環境もってた人のニッキ

「プログラミングの楽しみ」というお話

先日Facebookでとあるエンジニアの方が「日本中の営業や人事採用担当者に、プログラミングの楽しみ方を教えたい。」という投稿をされていて、そこに色んな方が「ぜひ教えて下さい」というようなコメントを書いていて、興味深いなぁと思って見てました。

最近はあまりプログラミングをしていないけど、自分がプログラミングを始めた時のこととか書いてみようと思います。

ちなみによく人に間違えられるのですが、私は理系出身ではありません。
小学生の頃から算数と理科が苦手で、その苦手をずっと克服できずに文系学部に進学したという、筋金入りの文系人間です。

プログラミングを始めたきっかけ

プログラミングを意識して始めたのは、新卒で入社した人材紹介会社でIT業界向けの営業に配属されたことがきっかけでした。
理由はだいたいこんな感じかな。

お客様の言っていることがよくわからなかった

Javaの経験3年以上の人を採用したい」という話だったので経験が5年くらいの方をご紹介したら、「この人の使ってるJavaのバージョン、古いんだよね…」とか言われるんですよね。
で、ちょっと経験少ないけど…と思って経験1.5年くらいの人を「難しいかなー」と思いながら紹介したら、「この人はとても良い!言語の経験は少ないけどプロジェクトマネジメントの経験もあるし、何より家でも勉強している」ってなったりとか。
当時は「What????最初に聞いたことと違うじゃないか!!」って思ったものです。

他にもいろいろわからないことがあったのですが、あまりにわからなすぎてどうしようかなと思って、「とりあえずJavaってよく聞くから、Javaをやってみればいいんじゃないか」って思ったのが大きいです。

ちなみに、こうやってJavaを始めてみたのですが意味不明すぎて脱落し、そのあとすぐに「初心者にはPHP良いらしい」というソース不明の情報をもとにPHPを勉強しはじめたのでした。
PHPはとりあえず、本に書いてあった「お問い合わせフォーム」が作れるようになったところで満足して終了しました。

これが、社会人になってから2ヶ月目〜4ヶ月目くらいのことです。
最初は2ヶ月くらいしか続かなかった。

キャリアコンサルタントに職種チェンジになったこと

入社して半年のタイミングで、法人営業から個人側へと異動の辞令が出ることになります。
転職を希望されるお客様に対して、キャリアにあった求人の提案やキャリアプランを一緒に考えるなどするわけなのですが、なんせ当時、社会人歴半年なわけですよ。
自分よりも圧倒的に社会人経験が豊富な人の、しかも仕事やキャリアの相談に乗るなんてナンテコッタ!と強く思いました。

人生経験も浅く、社会人歴ぺーぺーで経験も知識もない自分が相手に対してすべきことは、まずは相手に敬意を払うことなんじゃないかって思ったんですよね。
少なくとも、何も努力しないでいるのは相手に対して非常に失礼なことなのではないかと。
当時はアプリケーションエンジニアの担当部署へ配属だったこともあって、アプリケーションエンジニアがどんな仕事をしているのかを勉強してみようと思って、最初はすぐに脱落してしまったJavaをもう一回やってみたのでした。

今考えたら、他にも勉強すべきこととかあったんじゃないかって思うんですけど、なぜかプログラミングの勉強の方向に行ったわけですね、はい。

ちなみにですが、この時に自分だけではどうしようも勉強できなくて勉強会に行きだしたことがきっかけで、ITエンジニアのコミュニティと関わっていくことになります。

やっていて楽しかったこと

プログラミングの勉強は、実は結構楽しくやっていました。
うまくいかないこともたくさんあったけど、一定の期間(今も少し)続けることができたのは、単純に楽しかったです。

自分で作ったものが動くということ

Hello Worldみたいな些細なものであったとしても、自分が意図した通りにプログラムが動くということが非常に楽しかったです。
初めて画面に「Hello World」が表示された時のあの感動は今でも忘れられません。
どうってことないプログラムだったとしても、それが「自分が意図してつくった」もので「意図した通りに動く」っていうことはとても凄いことだと思うのです。
ほら、人間って思い通りにいかないから…。

自分の成長を感じやすい

営業やキャリアコンサルタントや、そのあと人事として採用担当者になったりするのですが、こういう職種の「自分のスキル」ってすごくわかりにくいと思うのです。
プログラミングを始めた頃は前述の通り社会人なりたての頃だったので「そんな短期間ですぐにスキルアップとかないだろ!」と今なら言えるのですが、当時はそんな風に思えるわけもなく、「同じようなことを3ヶ月もやっているけれども自分は成長しているのか」などなど感じていたのでした。

その点プログラミングは、「前にできなかったことが調べなくてもできるようになった」「以前はエラーが出た時の処理を自力で解決することができなかったけれども、今回はできた」とかみたいに、わかりやすく成長を感じることができました。
ドラクエみたく、自分がレベルアップしていく感覚を得ることができて、勉強を続けるモチベーションになりました。

プログラミングも突き詰めていくといろいろあると思うのですが、趣味の範囲でやる分には自分にとってちょうどよかったのだと思います。

やってよかったこと

やってよかったことはたくさんあります。

仕事に直結したこと

IT業界で人材紹介業やら採用担当者やらやっていて、技術的なことを知っていることに越したことはないと思います。
会社や社員や仕事やらの理解のスピードは明らかに知識がない時よりも早くなったと思います。(※あくまで自分調べ)

エンジニアとも仲良くなりやすい

どんな人でもそうだと思うのですが、自分のことを知っている人や知ろうとしてくれている人には心を開きやすいと思うのです。
あと、共通点が少しでもある方が話しやすかったりしますよね。

ロジカルになった(と思う)

物事、議論、論点、業務などなどを整理するのが得意になった…ように思います。以前よりは。

怠け者になった

普段の業務の中で「めんどくさい」と思う感度が人より高めなんだろうなと思うことが多いです。
バックオフィスの仕事をしていると、紙の作業とかルーティンワークがどうしても多いですが、そういうものに対して「めんどくさいから自動化したい」という気持ちが強いです。
物事を改善する際には、そもそもの問題点や改善ポイントに気付くということが必要だと思うのですが、そういう意味で「これが問題だ」「改善できそうだ」ということを特に意識しなくても気付きやすいのは自分の強みになっていると思います。
(意識できるともっと良いとは思いますが)

PCとお友達になりやすい

クラウドの普及によって場所や端末にとらわれない働き方ができるようになりましたが、リモートワーク等をうまく機能させるためにはツールをうまく使えないとダメなんですよね。
業務に合わせて製品を作るのではなくて、製品に合わせて業務を変えていかないといけないし、製品の特徴をうまく利用することによってもっと楽に仕事ができるようになります。(ここまで、一般論として)
プログラミングを勉強したことによって「この業務はこういう風にやっている」「この製品はこういう風に使うことができる」みたいなことを意識的に理解したりできるようになったと思うし、少なくとも「わからなくて怖いから使えない/使わない」といったことは一切なくなりました。



こんな感じかな。
良かった点の一番大きなことは、自分の人事としてのキャリアの中で差別化ができるようになったことかもしれない。
エンジニアバックボーンから人事になっている人は少なからずいらっしゃいますが、文系職バックボーンからエンジニアと話ができるっていうのは単純に優位性があると思うのです。
「とりあえずやってみてば良いのではないか」というノリでプログラミングを始めているので、今みたいに「ジンジニア」とか自分で名乗って出しゃばるようになるとは当時は全く意図してなかったですが…。

非エンジニアの人でプログラミングを少しでもやってみたいと思う人が増えるといいなぁと思います。
プログラミング、怖くないよ!楽しいよ!!