オフィスに出社をしたら交通費精算が(半)自動でなされる。そして、採用募集中!
コロナ禍においてリモートワーク中心になり、通勤手当(定期代)の支給がなくなり、出社した場合にはその都度で往復の交通費を経費精算する対応になっている会社も多いかと思います。
当社もオフィスへの出社に関しては上記対応になっています。
…で、その通勤費の経費精算、めっちゃめんどくさくないですか。私はめんどくさいです。
月末になって「今月何回出社したんだっけ」とかなってます。ヤダヤダ〜〜〜。
こういったちょっとした「めんどくさいな」を解決するのが役割の業務をやっているので、解決しましょう!
やったこと
こんな感じで仕組みを構築しました。
自分はnonエンジニアでコード書けない…な人なのでローコードです。(再勉強中…)
Slack Workflowから入力
色々考えた&試したのですが、日付の取り扱いが難しく、ここは手で入力してもらうことにしました。*1
Slack Workflowのフォーム項目はテキストしか入力ができないのが難点ですが、利便性を考慮してできるだけ項目をシンプルにしました。
入力が終わると、チャンネルに告知がなされます。10Xでは、勤怠用のチャンネル(#Attendance)があるので、そこで告知しています。
スプレッドシートからカレンダーに入力
コロナ禍ではオフィスが密にならないように、出社する人数が多くならないように留意する必要があります。
また、この日に出社する人が誰なのかがわかると、「ちょっとオフィスでこれ見てもらえない…?」みたいなちょっとした依頼だったり、その他コミュニケーションを円滑にする材料になります。
10XではAttendanceという共有カレンダーがあり、そこに出社する人がわかるようにしています。
共有カレンダーの参加者に申請した人を入れ、終日予定にしています。
出社を取り消す場合には、この予定を削除します。
カレンダーを月次で集計
共有カレンダーの予定を取得します。
ここは、GASで書いています。
経費精算は基本的に月次のため、「対象の月を入力&集計実行ボタンを押す」で取ってくるようにしています。
シートは3つあって、カレンダーから取ってくるやつ(シート1)、交通費マスターデータ、月次集計シートです。
交通費マスターもAPIから自動更新しました!って言えるとかっこよかったのですが、10Xが利用している人事労務freeeでは交通費項目がAPI対応していないのでここは手動(CSVからデータを上げる)です。
カレンダー情報(シート1 )と交通費マスターがあれば、あとはピボットテーブルとvlookupをやれば終了です。楽チン。
諸々
ということで、全部自動!とまでは行かないですが、半自動で交通費精算がなされることになりました。
10Xはまだ社員数も少ないため、このくらいの手運用であれば対応が可能な範囲ということで実装しています。もっと規模感の大きな会社さんだと、経費精算システムと繋ぎ込まないと大変だとは思います。
社員の立場では、往復交通費の申請をしていれば、あとはSlackで出社のタイミングで告知するだけで経費精算が完了するので、手間としては結構楽になったのでは?と思います。
(少なくとも、自分は当初の「めんどくさい!」が解消されました)
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non エンジニアの立場で自動化やその他プロジェクトを進めているのですが、エンジニアリングが必要な場面が多くなってきました。
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*1:休日とか祝日とか年跨ぎとか、自分には処理が難しかった