Blog始めようとして開設したものの、まったくアウトプットができてない私です。
久々に更新。
先日ちょっと飲んでた時に「あなたの仕事は『誰でもできること』を複数人分やってるように見える」って言われて、後からちょっとボディーブロー的な感じだったことがあり。
※注:別にdisられたわけじゃないです。
で、ふとtwitterで呟いたらなんか意外と反応があったので、ちょっとBlogにでも書いてみようかな、とかとか。
採用って、誰にでもできるお仕事と思われてるんだなーっていうのが本日の学び。
技術とかスキルとかいらなさそうな感じに見えるもんね。
— ノットラレジンジニア (@crazygirl_lover) 2015, 4月 2
元ツイ、そこまで深い意味なく思ってたし、とくに不満とかあるわけじゃないけど、RTされててなんかスゴイ(他人事…w)
きっと世の中、採用に困っている人が多いんだな!
— ノットラレジンジニア (@crazygirl_lover) 2015, 4月 2
前提
- 「自分の仕事が大変だ」とかガチで言うことほどうざいことはないと思ってるので、「採用って大変でね」とか語る気も、そういう気もないです。(「大変じゃない仕事ってあるんだろうか」という文脈において)
- 自分が特にできるとかは思ってないですが、上記言われた時も「へぇぇー、じゃあ、やってみなー、絶対できないから。ケケケ」って思えるくらいには自分の仕事に誇りは持ってます。
じゃあ、なんなのかという話
たぶん、「採用担当になる」っていう参入障壁が低いんだろうなーっていうのが感じてたことです。
たとえば、ITエンジニアになろうとすると、プログラミングを勉強しないといけない。PCや黒い画面が怖かったりすると難しい。
たとえば、大工さんになろうとすると、いろいろ技術を学ばなければならない。体も強くないといけないし、いろいろ難しい。
たとえば、歌手になろうとすると、歌が上手じゃないといけない。歌で食べていこうとすると才能や運が必要なので難しい。
採用担当者は、(会社のなかで抜擢されるかどうかは別として)一般的なビジネススキルがあれば、おそらく誰でもできます。
たぶんね。(雑w)
「できる」と「成果を出せる」とかのゴニョゴニョとか
きっと誰でもできるであろう採用ですが、誰でも成果が出せるかというと、きっと違います。
成果を出すためにはきっといろんなスキルがあるんだと思うんですが、私はうまいこと言語化できてないですが、Linkedinが出していた資料がいい感じだったので、気になる人は見てみるといいと思います。
資料を手にいれるには登録が必要ですが、まとめてあったBlogがあったので、こういうのみてもらえると。www.social-recruiting.jp
ただ、採用(やバックオフィスの仕事)をやってて感じるのは、「できることが当たり前」なんだなーって思います。
- 優秀な人が望むタイミングで入社すること
- 毎年優秀な新入社員が入社すること
- 採用した人が入社後のミスマッチなく活躍すること
全てができてようやく「当たり前」なんだと思います。
つまり、「ただできる」じゃだめで「成果を出す」ところまでできてようやく「できた」になる。*1
だから、採用がうまくいっている会社の担当者以外の側からすると「普通にやれば人が入ってくる」って感じるし、担当者がうまいことやってることに気づかなかったりする。*2
採用がうまくいっていない会社の人からすると「うちの人事はいけてない」になっちゃうし、担当者からすると「マーケットのことをわかってない」とかそんな感じになっちゃうんだろうなーって思う。*3
あああ、超絶めんどくさくなってきたぜ...ふう...w
とはいえ採用楽しいよっていう話で綺麗にまとめてみる
まあなんか、それっぽくゴチャゴチャめんどくさい感じに書いてみましたが、自分自身は採用の仕事は楽しいものだと思ってます。
人間が苦手で、どちらか言うと「猫やPCと会話しながら日本酒飲んでたい」みたいな私ですが、社内外問わず「現場の人」と話しているのはとても楽しいです。
「大変だ」「難しい」「現場はわかってくれない」
みたいなのが採用人事界隈の飲み会でよく聞く*4話ですが、弊社の人たちは基本的に採用に協力的だし、ちゃんと話すと分かってくれるし、困ることはあまりないです。
飲み会に参加していても、今やってるプロジェクトの話とか、チームでの仕事のこととか聞いてると楽しいです。
現場で起こっている問題の幾つかは、採用や人事でなんとか解決できそうなこともあったりするので「自分もちゃんと仕事しないとダメだなぁ」って思ったり思わなかったりします。
ところで
エンジニアクラスタの人とばかり飲みに行っている私ですが、たまーーーーーに人事の集まりに行ったりします。
そして、毎回、話すことなくて、隅っこでしょんぼりしてます。
隅っこで飲みながら話を聞いていると、「現場の人とうまく話せない」っていうのが人事の人の大きな悩みの一つみたいですね、はい。
そういう人は、コミュニティなりカンファレンスの運営スタッフになって、エンジニアといっぱい話す機会を作っちゃえばいいと思います。
ところで、私がスタッフをしているPyCon JP2015では運営スタッフを募集しているみたいです。
エンジニアと話ができるようになりたい人事の人は参加するといいですヨ。
ボランティアスタッフ募集について - PyCon JP 2015
運営スタッフなんかやってる時間なんてないよ!っていうそこのアナタ!
PyCon JP2015では、スポンサーの募集をしてるんですよ、これが。
エンジニアの人と話すチャーーーーンス!!!
スポンサーシップのご案内 - PyCon JP 2015